そろそろ2019年も終わりますね。今年も濃い一年でした。例年通り今年1年を振り返ってみたいと思います。
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個人投資家の2019年を振り返る
1月の出来事
1月はいきなり濃い1ヶ月でした。ZOZOタウンの前澤社長(当時)のお年玉企画でTwitter界隈が大盛り上がり。勝ち組投資家は「100万ぐらい・・・」と斜に構える方と、「貰えるものはもらう」と虎視淡々と狙う方に別れた印象でした。
また、Amazonのジェフ・ベゾス氏の離婚発表で慰謝料が15兆!?と心配にする投資家が続出。(最終的には4兆円で決着したようです。)
- UUUMの時価総額が1,000億超え(ヒカキンの持分27億)
- 日本電産が下方修正。中国需要の不透明さ継続
- サンバイオの時価総額が一時5,000億超え
2月の出来事
2月はサンバイオから始まりました。1月末の発表で株価がつかない状態が続いて、多くの退場者も出してしましました。2/5に値がついた日は、cis氏をはじめとする凄腕の投資家がデイトレに集い、天下一武道会が開催されました。
- GPIFの年金が3ヶ月で-14.8兆円と発表(累計は56兆円プラス)
- 大坂なおみが世界ランキング1位でヨネックス株が盛り上がる
- 嵐が活動休止を発表(2020年末)
3月の出来事
3月はいきなりの出来事が多くありました。「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービスが2月の月次を公表。いきなりステーキの既存店が前年比-24%超と1月の不調を脱することができず、先行きが不安に。
華々しい上々で話題であったシックスパッドを販売するMTGが、いきなりの下方修正。高い時価総額の妥当性が疑問に。
- NGT48の第三者委員会の報告書の酷さ話題に
- 個人投資家の必須ツールである「みん株」の運営会社が上場
- WeWorkに疑問の声が上がり始める
4月の出来事
個人投資家の材料として強烈な存在感を放っていた日本一ソフトウェアの「ディスガイア」が3月から続くメンテナンスで再開の目処が立たずに、サービス開始を延期する事態に。
このゲームの余波はゲーセク全体に波及する事態になり、ゲーセクのイベントが「リリース→セルラン」から「リリース→メンテなし→セルラン」という3肯定に変化しました。
また、5月から令和になるということもあり、4月の最終営業日は大納会のような雰囲気が漂っていました。
- ヤフーがZホールディングスに社名変更することを発表
- 池袋で高齢者の交通事故(トヨタ・クボタに影響あり)
- ブランジスタが自社アプリ「神の手」を投げ売り
5月の出来事
令和になって「頑張るぞ!」と挑もうとした個人投資家を嘲笑うかのような「トランプ砲」。10連休明けから「おはぎゃー!!」を生み出す事態に。その影響もあり、日経平均は6営業日連続マイナスとなり、早くも平成を懐かしむ声が。
なお、いきなりステーキが「牡蠣」を売り出したのもこの時期でした。
- MTGに粉飾決算疑惑が生じる
- TATERUが大幅赤字に
- JKの香りがするロート製薬の「DEOCO」がバカ売れ
6月の出来事
吉本芸人の闇営業に端を発して、色々な業界の闇が見えた月でした。
「インドでコンビニを!」と息巻いていたインパクトHDの社長がインドでのコミットをするために自社株売却(個人借入の返済)をしましたが、タイミングが悪く個人投資家の反感を買いました。
また、なんと言ってもコロプラのセルラン不正。これはゲーセク好きの個人投資家は怒り続出。ドラクエウォークの共同開発先としても不安にさせました。
- 久保建英(久保くんさん)がレアル・マドリードに移籍
- TATERUの処分は比較的軽微に
- リクシルの御家騒動、決着へ
7月の出来事
7月はかなり色々な話題があり、個人投資家の大喜利が忙しい月でした。
まず、インパクトHDの提携先のコーヒーデイの会長が失踪し、その後に死亡が確認されました。インパクトHDの株の上昇要因でもあっただけに、株価は急落。先月の社長売りが結果的にナイストレードに。
その他にも、MTGの華麗なる上場ゴールやビットポイントジャパンが35億の仮想通貨を流出させるなど、特に個人投資家の多い銘柄に話題が豊富でした。
- ヤフーVSアスクルが表面化
- HISがユニゾHDにTOB
- セブンペイ、終了へ
- ジャニー喜多川さん死去
8月の出来事
2019年8月は、個人的に歴史に残ると思っておりまして、日経平均が一時2万円割れ(PBRがちょうど1倍程度)。この下落を始めとして、ボラの激しい1ヶ月でした。
煽り運転がメディアによく出ていましたが、経歴(キーエンス)が経歴だけに個人投資家の中では話題が豊富だったように思います。
- ドラゴンクエストユアストーリーが駄作(オチ)で炎上
- ユニゾHDにホワイトナイト(フォートレス)登場
- トヨタ・スズキの資本提携
9月の出来事
今年は台風が多い年でしたが、台風15号は関東を直撃。津田沼駅で大行列を生み出すなど、その爪痕の大きさを感じさせました。
いきなりステーキが全店で前年比割れ。社長の思いつきによる爪痕を感じさせました。
- サマンサタバサがコナカの傘下に
- ワークマンの月次が150%超
- JTの配当利回りが7%を超えて話題に
10月の出来事
これまで上陸した中では最大規模の台風により、武蔵小杉が大変な事態に。(その他の地域の方も大変であったと思いますが・・・)
タワーマンションの脆弱性により、不動産について考えさせられる事態となりました。
不動産と言えばWeWorkも御家騒動でソフトバンクグループが大人のナンピンをする事態に。
また芸能人(ロンブーの田村淳さん)の投資案件のEXITが話題になりましたね!
- 吉野彰さん、ノーベル賞受賞で旭化成の時価総額4,000億超増加(PTS)
- ユニゾに更なるTOB
- バンダイナムコ、創通TOBでガンダム網羅
11月の出来事
ソフトバンクがLINEを傘下に治めることを発表。国内では圧倒的な提携との報道もされましたが、一方でGAFAとの差を改めて感じる出来事となりました。
あとは、恒例の日経新聞へのリーク。これを福島銀行のプレスリリースは肯定するような内容になっていて、個人的には衝撃でしたね。興味ある方は見てみてください。
MTGは・・・もう言うこと無くなるぐらい、今年話題豊富でしたね。
- 吉本の徳井さん、脱税
- サイバーステップがアダルトゲームをリリース
- タピオカ企業の社長に元マクドナルドの原田氏が就任
12月の出来事
12月は直近IPOの株が数多く上昇し、バブルと形容されました。中でも、サッカー選手の本田圭佑氏と海老蔵氏が投資するmakuakeは、上場後に軽快に値を飛ばし、一時、本田圭佑氏の持分は50億円を超えるなど、話題になりました。
年初に苦しんでいた鳥貴族が1年で復調の気配を伺わせる月次を発表する一方で、いきなりステーキの方は不調を脱せず、社長がお願い営業をする事態に。
あと、サンバイオがまたやらかしました。
- ガイアの夜明け、大戸屋のtwitterをお通夜に
- サイバーステップがアダルトゲームをリリース
- タピオカ企業の社長に元マクドナルドの原田氏が就任
2019年の個人投資家の出来事についてのまとめ
2019年は個人投資家に人気の銘柄にツッコミ所が多かった気がします。それにより個人投資家のtwitterで大喜利なども数多く繰り広げられました。2020年はどんな年になるのでしょうか。今から楽しみです。
◆[関連]2016年からこの振り返りをやっています。過去分・未来分の個人投資家の歴史はこちらから
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