次回から「個人投資家研究所」で検索くださいませ

【実録】パワーカップルの家計簿(財布・貯蓄・投資)の管理について

【実録】パワーカップルの家計簿・貯蓄・投資について感じること。共働きだからこその悩み

これから結婚してパワーカップルになる方、共働きの方で議論になるのが家計をどう管理するか悩まれている方も多いと思います。

この記事では、実際に私が結婚し、共働きをする上で直面したことについてご紹介し、結婚後の家計について悩まれている方の事例となればと思っています。

最後にリアルな現在の貯金額も晒したいと思います。

パワーカップルは羨ましい?多分パワーカップルの私が実態を晒します(定義・割合・年収・貯金など関連まとめ)パワーカップルは羨ましい?多分パワーカップルの私が実態を晒します【定義・割合・年収・貯金】

パワーカップル・共働きの大前提を最初に理解しよう

パワーカップルや共働きの大前提は、両方がフルタイムで働いていることです。(育児による時短も含む)

会社での飲み物、ランチ、付き合い・・・など一つ一つは小さいかもしれませんが積み重なるとそれなりの金額になりますが、お弁当を作ったり、水筒を持って行ったりと時間を掛ければできる節約も、フルタイムで働いていることで仕事の都合で手が回らなかったりします。

そういった事情も踏まえて、家計を管理する必要があります。

MEMO
パワーカップル・共働きの大前提は両方働いていて、時間を掛けた節約がしにくいという制約がある。

パワーカップル・共働きの毎月の家計の管理方法

毎月の家計の管理方法はそれぞれの家庭ごとによって様々でしょうが、大きく分けると3つのパターンに大別できます。今回はそれぞれのパターンごとのメリット・デメリットを見ていきましょう。

①同じお財布で家計を管理

メリット家庭の収入が完全に把握できる
デメリットお金の意思決定者が2名になる(自由度の低下)

まず一つ目ですが、夫婦それぞれの収入を完全に統一して、一つのお財布で管理する方法です。例えばどちらかが家庭に入っているなどで、一方の収入がほとんどない家庭もこの管理方法に該当します。

このパターンは、家庭に入る収入を完璧に把握できることが最大のメリットですが、一方でお金の意思決定者が2名となることがデメリットです。

お金は時に意思決定の速さを求められるケースがあり、そういった場面が多い方はこちらの手法は向きません。

②完全に別財布に分けて管理

メリットそれぞれにお金に関する自由度が残る
デメリット家庭のお金の状況が見えにくい

二つ目ですが、夫婦それぞれの収入を完全に別々に管理する方法です。婚姻前のほぼ全ての方が該当する管理方法で、必要な金額をそれぞれが必要なタイミングで拠出します。

この管理方法は、双方の収入が安定していれば日々の生活の自由度は増しますが、家計の規律という意味では他の手法よりも劣リます。

③共通のお財布を作って管理

メリット一定の自由度と一定の家庭の収入が把握できる
デメリット一つ目の手法、二つ目の手法と比べるとメリデメどちらも中途半端

最後は一つ目と二つめの折衷案に近い形で、共通のお財布を作りそれぞれが一定額拠出、その拠出された金額で家計をやりくりするというものです。

双方の収入に対して一定の自由度を残せますが、メリットもデメリットも一言で言うと”中途半端”という点です。そのため、この管理方法を取り入れる場合は、夫婦で必要性について検証が必要です。

一般的な共働き家庭の家計の管理方法の割合は?

私のツイッターで取ったアンケートによると、以下の割合のようです。

②が一番多いですね。私のフォロワーの属性が投資に明るい方が多いことから、一定のお金の裁量を求めているのではないかと推察します。

(ご参考)私の家庭の場合

共通の財布で管理
基本ルール毎月の給与から一定額を家計の財布として拠出
家賃、光熱費、食費などを折半
ライフスタイル変化時にルールを見直す
貯蓄・投資毎年150万円以上を貯蓄。超過分は投資への振り向け可能

私の家庭の場合は③共通のお財布を作って管理を選びました。

もちろん、1つの財布で管理することや完全に別々にすることについても議論しましたが、我が家の場合は以下の理由で「共通のお財布を作る」としました。

・共働きのため、双方それなりに会社でお金がかかる
・私が投資をしているので機動的なお金が必要

お互いがなるべく無駄遣いしないように、共通の財布に入れる毎月必要な固定費(家賃、光熱費、食費)と食費などの変動費も想定金額を予め最初に定め、その金額を共通の財布に毎月入れています。

そして、投資・貯蓄へ一定額を毎月必ず拠出することとしました。これによりさらに無駄遣いを一定程度排除できることを期待しております。

この金額内で基本的なやりくりは行い、オーバー分は双方で等しく負担するというやり方で対応しております。この共通の財布に関しては家計簿をつけ管理しています。

パワーカップルの投資事情。投資に対しての相手の理解は?

夫婦や家族が投資に理解のある方でしたら問題ないのですが、多くの日本人には投資の誤った理解が浸透しているようで、自分の配偶者が投資に理解や許可をいただけないことがあります。

私の場合もそうだったのですが、時間をかけて説得できましたので説得に使った方法などをシェアしたいと思います。

【説得方法1】借金は原則しないという理解を持たせる

日本では投資に関する誤った認識が蔓延しています。

「投資をすると借金をしてしまうのではないか」
「投資はギャンブルだ」

投資に明るい方なら100回ぐらいは聞いているのではないでしょうか。

結論、借金をする可能性のある投資法やギャンブル的な投資法は存在しますが、そういった投資をしなければ上記のようなことは起こりません。

バブル崩壊、失われた10年、リーマンショックなどで声の大きい人が借金した事例、資産を大きく増やした減らしたと吹聴したことが頭に残っているケースが多く、誤解を解くことから始めましょう。

上記を否定する事例としてはNTTやJRなどを挙げて説明するのが良いと思います。

【説得方法2】銀行金利との比較

銀行金利との比較も有効な手段と言えます。ありがたい話で銀行金利については投資に詳しくない方でも”低い”という認識があり、理解が早いです。極端な例としてNTT(国が筆頭株主)と銀行のどちらが安全かという比較も有効です。

NTTであれば、一定の配当と安定した株価から説得しやすいと思います。配当も3%前後で推移していることから銀行金利との比較は有効です。

【説得方法3】優待を用いた魅力訴求

優待を訴求するのは、投資を理解してもらう上で一つのポイントかと思います。

優待で株主だけのオリジナル特典や入手困難なチケットが手に入ったりと、株主還元を意識する企業であればそれなりにいいものが手に入ります。

投資という、目に見えにくいものであるからこそ物で見せるというのは有効な手段と言えます。

なお私の場合は優待で商品券を入手してリンクルショット(しわを消す化粧品)をプレゼントしました・・・

【説得方法4】安全性を考慮した資産形成プランの提案

やはり一番の訴求点は”安全性”です。

基本的に投資する以上。安全とは言い切れませんが、投資した後の最大損出額を予め明らかにしておくのは有効な手段と言えると思います。例えば100万円の資産があった時に20万円を投資に振り向けて、最大に損をしても(例:会社が倒産した、上場廃止した)、最大損出は20万と言い切れるのは一つ投資の理解が浅い方には安心材料になるようです。

何度も出していますがNTTなどの国に近い会社の固有名詞は訴求点として有効です。その場合、なるべく知名度が高いか、国に近い立ち位置の会社がいいでしょう。

パワーカップルの退職金・確定拠出年金(401k)について

共働き世帯でおそらく見落としがちなのが、この退職金や確定拠出年金(401k)についての扱いです。一般論として、中長期的な運用が求められる属性であること普段意識することが少ないので見落としがちです。

私自身も結婚後にこの退職金・確定拠出年金(401k)扱いについて、何ヶ月か気がつかなかったのですが、運用レポートが証券会社から通知されたことを期に見直しを行いました。

確定拠出年金(401k)は老後の資産形成に大変重要ですので、私の家の事例も交えて記事にしてみます。

パワーカップルが老後に必要な資金は約3,000万円

リタイア後の支出
・平均寿命で計算(男性83歳、女性88歳)
・夫婦月27万、妻一人月16万(総務省家計調査より)
→引退後の支出は約8,800万円
リタイア後の収入
・公的年金を65歳から受給
・夫婦で月23万、妻一人で月13万(遺族年金含む)
→引退後の収入は約6,000万円

差分はマイナス2,800万円ぐらいかなと思います。ざっくりですが老後の必要な資金は3,000万円程度になるのではないでしょうか。

確定拠出年金(401k)は結婚時には既に1/4の運用期間が過ぎている

一般論として、平均結婚年齢である30歳前後で結婚すると、大卒で約8年、専門卒で約10年、高卒で約12年の運用期間を夫・妻それぞれが過ごしているわけです。おそらくそれぞれの考えの元で独身時代は運用していたと思います。

しかし結婚により、401kに入れる入れないが変わったり、出産による産休の時期は運用を止めていたりと生活に変化が起こるタイミングですので、結婚を期に401kも見直すべきだと考えます。

あなたの家庭の退職金・確定拠出年金(401k)はどのパターン?

自身の家庭の退職金・確定拠出年金の状況
両方企業型の退職金あり
両方確定拠出年金制度ありポートフォリオ見直し
片方だけ企業型年金・片方は確定拠出年金企業型の内容確認して、ポートフォリオ見直し
片方だけ企業方年金・片方は加入なし企業型の内容確認して、加入ない方の運用検討
片方だけ確定拠出年金・片方は加入なしポートフォリオの見直しと、加入ない方の運用検討
両方年金制度の加入なし何らかの老後の年金制度の検討

私の家では双方の働いている企業で確定拠出年金(401k)に加入していたため、単純にポートフォリオの見直しを行いました。家庭によっては大企業の独自の年金があったり、双方自営業であったりと様々なパターンが存在すると思います。一度、確認された方がいいかと思います。

しかし、どのパターンであれ一度ご自身の家庭がどのパターンに該当するのか確認を行うべきかと思います。

我が家の401k運用(私はオフェンスを担当、妻はディフェンスを担当)

私の家庭の全体での確定拠出年金(401k)の投資先バランス
・日本株 25%
・海外株 35%
・債権 20%
・現金 20%

夫婦で投資先を変更した後は上記のようなバランスとしております。(この構成が正解という訳ではありませんが)

私は日本株・外国株を100%とし、妻はやはり投資に疎く保守的な運用を好むようでしたので、現金に近い属性(債権・現金)で100%としました。2人合わせたの家計の投資先は上記のようなバランスです。

確定拠出年金(401k)の運用においては、私がオフェンスを担当し妻がディフェンスを担当するようなイメージで運用しています。

パワーカップルの我が家の貯蓄状況

約2年数ヶ月ほど、ご紹介してきた運用で家計を管理しているのですが、現在の貯蓄状況(貯金)は約500万円ほどになっています。1年で150万円以上を目標にしているので、まあまあいいペースではありますね。

パワーカップルは羨ましい?多分パワーカップルの私が実態を晒します(定義・割合・年収・貯金など関連まとめ)パワーカップルは羨ましい?多分パワーカップルの私が実態を晒します【定義・割合・年収・貯金】