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【個人投資家の歴史】東証がシステムトラブルで売買停止に(2020年10月1日)

【歴史】東証がシステムトラブルで売買停止に(2020年10月1日)

「過去にもあった」

2020年10月1日(木)、東証のシステムトラブルにより東証では朝から全面的に株式の売買が停止されました。

振り返ると2005年にも同様の事象があったようです。私自身、「過去にもあった」ということは認識していましたが2005年は株式投資を行っていなかったので、当事者として東証のシステムトラブルによる売買停止に立ち会うのは初めてのことでしたので備忘録として残しておきます。

2020年10月1日の東証のシステムトラブルと個人投資家の動き

【歴史】東証がシステムトラブルで売買停止に(2020年10月1日)1

まず、東証のリリースで個人投資家はシステムトラブルと売買停止を認識しました。遅れてニュースで速報が入り、日経新聞のweb版でもTOPを飾るなど大きなニュースとなりました。

これを受けてtwtter上の個人投資家は、

「今日は休みか?」
「引け乙」
「詫びジェムはまだか?」
「祝日みたいなもんだな」
「(サラリーマントレーダーの)トイレ休憩が減るな」
「売買停止しているのになんで前日比出とんねん!※」

(※10日1日の日経平均を構成する銘柄の定期入れ替えによる影響だそうです)

という意見が溢れました。ただPTS市場は通常通り稼働していたので、「PTSは動くぞ!」「先物だ!」というような真の株ジャンキーの動きもちらほら。

PTSでは、ちょうど前日にレオパレスがアメリカ投資ファンドの支援を受けるかどうかという報道も出ていたレオパレスの売買は活気付きました。また10月2日が最終売買日だったNutsの商いも目立ちました。

この事件を受け、前回の2005年のトラブルのときにどうだったかという歴史を確認する個人投資家や東証に問い合わせる投資家も現れました。

結果、終日売買停止することになりました。引け乙!

2005年11月1日の東証のシステムトラブルはどうだった?時系列と処分

時間内容(抜粋)
6:30システム立ち上げ開始も立ち上がらずリブートなどを繰り返す
7:48取引関係者に障害連絡(FAX)
9:00東証1部・2部、マザーズなどの全2,520銘柄が売買停止
11:25ベンダーの富士通が原因を特定
11:40富士通により原因の修正が完了
11:49株式売買システム立ち上げ完了(10分後CB売買システムも立ち上げ完了)
13:30売買開始

15年前は富士通の「作業指示書の記載漏れ」によるものだったそうです。これにより東証の経営陣は最大で60%の減給を行い再発防止に務めるなどの対応策を示しました。

後に東証は2010年に「アローヘッド」というシステムで新たに稼働を開始し、2019年11月にも新システムに刷新するなどしてシステムを高品質に刷新してきましたが、またもトラブルに見舞われるハメに。。

(参考)東証のシステムトラブルの過去

内容
2005システムトラブル(プログラムミス)で全銘柄の取引を停止。13:30から再開
2005ジェイコム事件
2006ライブドア事件で売り注文を捌けずシステム停止。14:40に再開
2012情報配信システムの障害により一部銘柄(241銘柄)の取引中止
2015新規上場株の誤発注を取り消せず
2018接続障害
2020システムトラブルで全銘柄の売買停止