こんにちわ。こんばんわ。ジョン246(@100man1oku)です。
FIREが若い社会人の間で一大ムーブメントになっていますが、FIREを目指すには支出を見直した上で、利益も損失も出る可能性のある”投資”という世界に飛び込まなくてはなりません。
日本人はお金の話がある種タブーになっていますので、社会人になった段階では投資未経験という方も多いと思います。しかし何もわからない状態で投資というのも大切なお金を投じるにはよくありませんし、何もわからない状態ですと失敗しても以降の対策を取ることも改善することもできません。
そのためにも基本的な知識の習得・最低限の勉強をする為にも投資本による学びは大変重要です。
投資本は無数に出ていますので、どれを読んだらいいか迷ってしまうと思いますので、個人投資家の中で名著・バイブルと呼ばれるものや、成功している個人投資家へのインタビューで出てきた投資本の中から、FIREを目指す人に必要なものを厳選して選んでみました。
これからFIREを目指したい人は、まずこれらの本で学んでからでも遅くはありませんので参考にしてみてはいかがでしょうか。
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タップできる目次
FIREとは?
FIREにおすすめの投資本について解説する前に、FIREについて2行だけ触れます。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略称で、そのまま訳すと「経済的自立、早期リタイア」という意味です。つまり早期に経済的に自立し、より早く退職を目指すを目指す考え方や行動の総称です。
一般的には、資産運用により配当などから労働以外の収入を得ることで実現している方がほとんどですので、FIREには資産運用がマストと言って差し支えありませんのでこれからご紹介する本の多くは、投資に関する本となります。
FIREを目指す人におすすめの投資本
【FIRE本】めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版
株専門誌のZAiが作った入門書です。少し発売から日は経っていますが内容は全く陳腐化しておらず、今でも投資の最前線で活用できる内容ばかりです。
FIREを実現する上で、投資信託やETFへの投資を選択する方も多いと思いますが、個別株をうまく売買できるようになると投資信託やETFよりもリターンが良かったり、いい配当を得たりすることができます。
ちなみにこの本はメディアへの登場経験もある個人投資家さんにオフ会で「どうやって投資を勉強されましたか?」とお聞きしたところ、「この本を最初に読み漁った」と回答いただいた本です。
変な投資セミナーや素性がわからない人の有料商材を買うよりも、この1冊からの学びの方が大きいと思います。
【FIRE本】投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
「大不況下でも勝ち続ける運用戦略と思考法」
この本の帯にはこのように記載がありました。FIREを目指す人の投資の選択肢としてS&P500などが選択肢に入ってくると思いますが、既に過去最高の高値です。
今から始める方は、この過去最高の高値圏で買い進めることになるので、昔からスタートしている人よりもマイナスになるリスクが高い状態で、次の景気後退局面に不安を残す状態です。
この本の著者のハワード・マークスさんは景気後退局面のリーマンショック後でも、その運用資産を倍増させたことで注目された投資家で、景気後退局面の運用手法に定評がある投資家の一人ですので、その方からの学びは先々必ずくるであろう景気後退局面の心構えとして参考になると思います。
「リスクの高いポートフォリオを組んでいる投資家は、価格が下振れした場合に信念を見失ったり、底値で売却したりする恐れがある。」 -ハワード・マークス-
【FIRE本】改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん
内容は不動産中心ですが”投資とは?”という本質を学ぶには同書は最適と言える一冊です。
私が個人的に好きなワードはこちらです。現在のFIREに近い考え方と言えるのではないでしょうか。
「資産は私のポケットにお金を入れてくれる」
「負債は私のポケットからお金を取っていく」
【FIRE本】FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド
FIRE本と言えばまずこの一冊の名前が挙がります。実質的にFIREを最初に提唱した人の本です。米国でFIREの考え方が提唱され書籍化→日本語化されたこの1冊です。
FIREに必要な考え方やNGな行動、FIREを実現するためのプロセスがまとまっています。特にFIREでよく言われる「4パーセントルール」について丁寧な解説があるので、この辺りの理解を深めたい方にはおすすめ。
◆FIREを実現する前のプロセス
・リタイア前のお金の作り方
・リタイア後のお金の使い方
インデックス投資や現金の持ち方についても、必要最低限の内容は触れられているので、この本を読了後にETFや個別株の本に手をつけても良いかもしれません。
FIREを志す方のバイブル的な本と言えます。
【FIRE本】本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
日本におけるFIREの提唱者の一人である「三菱サラリーマン」さんこと、穂高唯希さんのFIRE本です。
一言だけ厳しいことを書くと彼はブログを長いことやっていたこともあり、既にブログの読者さんからするとこの本の内容は冗長な内容かもしれません。しかし、ブログを読んだことない、ほとんど読んでいないという方でしたら、書籍としてきれいにまとまっているのでブログを遡る手間などを考えるとこちらの本を手に取るのがおすすめです。

基本的な考え方は他のFIREを提唱する内容と大きく乖離はありませんが、日本の税制・日本人verとして大変貴重なサンプルかと思います。
FIREしたい人、かつ日本人向けのバイブル的な本と言えるのではないでしょうか。
【FIRE本】絶対FIRE!
FIREを達成した人たちがどのような手法で実現したのか、何歳でいくら貯めたかという事例集です。また多くの人が気になっている「FIRE後の生活」はについてもインタビュー形式でお伺いしたものがまとまっています。
この本を取り上げた理由の一つとしては、多くのFIRE本が株式投資に傾注するものが多いのですが、株式投資以外の手法でのFIRE達成者にもインタビューされている点です。
FIREへの道はひとつではないという気づきも得られると思い取り上げました。ちなみにムック本なので読みやすいのも入り口として良さそうだなと思ったポイントです。
【FIRE本】バリュー投資家のための「米国株」データ分析
個人的に好きなブログである、「複利の力で億り人」を運営する、ひろめさん(twitter/blog)の書籍です。
FIREを目指す方の選択肢として「アメリカ株」を選ぶ方も多いと思いますが、アメリカ株の入門書として比較的入りやすい書籍です。配当貴族的な考え方もありますので、FIREを目指す方にはうってつけです。
アメリカ株は歴史的に強いので個人投資家としては学ぶこと、投資検討に入れることはマイナスではないと思いますので、手に取る価値のある本だと思います。
【FIRE本】ウォール街のランダム・ウォーカー
株式投資では、大きく分けて2つの派閥が存在します。積極的な売買を生業とする「アクティブ派」と資本主義の本質である経済成長を享受しやすい指数への投資をよしとする「インデックス派」です。
こちらがどちらが良いというのはこの項では触れないのですが、この本はインデックス投資家のバイブル的な本です。
FIREを実現する上でS&P500などインデックスに連動するETFを積み立てている方、積み立ようとしている方は押さえておいた方がいい一冊です。
【FIRE本】一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学
日本最強の個人投資家の一人であるcisさん(twitter)の書かれた本です。cisさんがこれまでの自身の投資に関する振り返りが中心になっている本です。
この本はFIREの手法からはかなり遠い一冊です。
ではなぜご紹介したいのか?それは日本最強の個人投資家で本のタイトル通り本当に一人で日経平均を動かしたこともある人物だからです。
FIREを投資で実現しようとしているのであれば、知識として日本最強の個人投資家に触れていただきたいという考え方からご紹介しました。例えば日本史をこれから学ぶ上で、手始めに「織田信長・豊臣秀吉・徳川家康」を最低限の知識として知っておく、そんなイメージです。
この本はcisさん自身の勝負論というか、いわゆる「金言」がたくさん盛り込まれています。「投資をする上で重要視しているポイント」「投資をする上でやっては行けないこと」「投資に関するメンタル・哲学」などが簡潔に書かれています。
【FIRE本】10万円から始める! 割安成長株で2億円
個別株でFIREを実現したい人向けに参考になる個人投資家さんの本をひとつご紹介します。「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」というブログを10年以上運営し、ブログ上で毎週資産公開をしつつ250万円の元手から2億円の資産を作ることに成功した個人投資家さんです。
現在のところ、まだ会社員を続けていらっしゃるようですが40歳後半で2億以上の資産があるということでFIREがいつでも可能な状態の方です。
実際、FIREを帯にした本を新たに発売されましたが、その最初の本となりますのでこちらの方が情報量として多い印象です。
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