(2017年1月更新)ファーストリテイリング傘下でユニクロの兄弟ブランドである、GU(ジーユー)の躍進が止まりません!引き続き成長をしており、やがては本体のユニクロを抜くのでは?とも言われております。
ad
タップできる目次
GUとは?GU(ジーユー)の歴史
【img via ファーストリテイリングHP】
GUは2006年に1号店を千葉県の行徳に出店、その後2008年に会社設立され、ユニクロの姉妹ブランドとして、低価格なカジュアル服を展開しています。記憶に新しいところで言えば2009年の990円ジーンや2015年に女性を中心に利用されていた”ガウチョパンツ”が爆発的な大ヒットを記録。2011年以降、安くてシンプル・流行の先端という、昔のユニクロに近い属性で成長を続けており、まさに国内の市場をユニクロとジーユーの両輪で制してしまいそうな勢いです。
GU売上高・営業利益推移
■売上/営業利益
[2014年8月期]売上1,075億円、営業利益61億円
[2015年8月期]売上1,415億円、営業利益164億円
[2016年8月期]売上1,878億円、営業利益222億円■店舗数
2015年8月末 国内314店舗(海外5店舗)
2016年8月末 国内350店舗(海外11店舗)
売上は2008年の586億円から1,800億円強まで伸びております。ヒット商品に恵まれた前期(2015年)から今期3割強伸ばしているのはまさに大躍進と言ってもいいでしょう!
国内の不調がメディアなどで叫ばれていますが、GUと絡めた論調は少ないと感じます。驚きなのはユニクロの国内事業7,800億円とGUの1,400億を単純合計すると9,200億円とこの2つの事業で1兆円が見えてきました。(既にGU事業の構成比が国内事業だけで20%近く)
GUの今後の戦略
GU社が営業戦略を開示しておりますが、重要そうな点を抜粋いたしました。まず、ファッションを全面に押し出す路線は継続するようです。(いいと思います。)youtubeなどで”GU”で検索すると、ファッション戦略が当たってることが伺えます。
次に店舗数をさらに増やすようです。現在350店舗(2016年8月期)から年40~50店舗増やすとのこと。ユニクロが800店舗強ですからどこまで増やすのかは気になるところ。海外にも積極的に進めていくようです。
【img via ファーストリテイリングHP】
ユニクロとの住み分け、シナジーは上記のように進めていくようです。身近な商材でもあるので今後も注視したいですね。
[blogcard url=’https://100man1oku.xyz/archives/4002′ width=’100%’ height=’200′ class=” style=”]広告