3万円超までプレミアのついた日本マクドナルド創業者の本が新装版として登場!

3万円超までプレミアのついた日本マクドナルド創業者の本が新装版として登場!

日本にマクドナルドを持ち込んだ「藤田田」さん。

私なんかは子供の頃から当たり前にマクドナルドを食していましたが、私の両親や祖父祖母からすると斬新だったようで、先見性を持った昭和の名経営者の一人です。

その先見性を示すエピソードとして、ソフトバンク創業者の孫正義さんが「藤田田さんより「コンピューターへ傾注しなさい」という趣旨のアドバイスを受けて、今がある」という逸話を話したことは有名です。

そんな藤田田さんの著書は意外と多くありませんが、その中の1冊に「伝説の書」「プレミア価格3万円」となっていた「ユダヤの商法」が新装版として再販されました。

ユダヤの商法(新装版)を読んだ感想

3万円超までプレミアのついた日本マクドナルド創業者の本が新装版として登場!2

新装版だからはわかりませんが総じて読みやすいです。kindleで買ったのですが、一気に読んでしまいました。

前半部分はユダヤ人がビジネスで大切にしていることの解説と実例、後半はマクドナルドを日本に広めた回顧と、そのために使ったユダヤ人の商法についてです。

正直、「口コミ先行かな?」とか「今の時代にそぐわないのでは?」と思っていましたが読んでみると古臭さは感じず、むしろビジネスの基本を改めて教えててもらったような印象を受けました。

特に印象強かったのは「安売り競争」と「稀少価値」の部分です。

自身が一番成功したマクドナルドはその両方を持っていたように思います。そして皮肉なことに、後任の社長はマクドナルドが低迷していた時期に、自身が否定した安売り競争を仕掛けるなど矛盾した戦略をとりました。

その後、原田氏が余剰店舗を閉めて、店舗をリッチ化し若干の稀少価値を回復し、一時的な回復を実現しました。(その後の戦略は賛否あります・・・)。さらに後任のカサノバ氏は工場に問題などはありましたが、限定商品(少し高い)の充実で客足を回復させています。

このように、この本をマクドナルドの歴史に照らし合わせてみても、面白いものが見えてきます。個人投資家目線だと、自分の投資先がこのような手法を取ったら注意とも言えます。

今まで3万円もした本です。本に3万円を投資できる人だけが吸収していた藤田田さんのメソッドが、新装版ではありますが1,500円ぐらいで手に入りますので一度読んで見る価値はあると思います。