【投資家の教養】光通信が200億円以上も株を保有するあの意外な企業とは?

【投資家の教養】光通信が200億円以上も株を保有する意外な企業とは?

光通信で検索するとサジェストには「ブラック」「事件」「重田」などが並びます。

ある一定の年代の人はご存知でしょうが、携帯の代理店業務で不正を行い、未だ東証記録である連続ストップ安記録を持っている企業ですが、近年は業績も改善し、その資金で多くの上場企業に資金を投じ、市場で大量保有を乱発し、個人投資家にも無視できない存在となった、光通信(9435)。

その光通信が200億以上もの大金を投資している企業があります。

【投資家の教養】光通信が200億円以上も株を保有するあの意外な企業とは?1

同社の投資先は多くの企業が値上がりを続けており、凄腕投資家(法人)であるため投資先には注目が集まります。

そんな光通信ですが、既に2,257億円もの投資残高あり、その中でも10%以上の保有残高(公正価値)となっており、同社のポートフォリオの中で最大の投資先となります。

上場時から保有し、高成長を続けているビジョン(9416)や提携をしているフルキャスト(4848)なども多くの資金を投じている投資先となります。NTTも同社は取引関係にありますし、イーレックスは電力小売事業では同社の競合です。

しかし、1位の企業はそう言った提携が見られない(私が知らないだけかもしれませんが)、企業で明らかに異質です。

その企業とはなんでしょうか!?

同社の平成31年3月期の有価証券報告書の90ページに答えがありました。

それは、バークシャー・ハサウェイです。

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バークシャー・ハサウェイとは意外でしたね!

実はこの両社はHPも似ています。

◆光通信のHP
光通信のHP画像
引用:光通信HP

◆バークシャー・ハサウェイのHP
バークシャハサウェイホームページ画像
引用:berkshirehathaway HP

光通信とバークシャー・ハサウェイで似ている点はもう一つあります。それは「割安な株を買う」という点です。

同社の社長(現在は副会長)の玉村氏が東洋経済のインタビューに答えていましたので一部を抜粋して紹介します。

・同業他社の株に投資するのは「業績見通しが立てやすいから」とし、持ち分法適用会社についても「割安な株を買っていったらそうなっただけで、目指したわけではない」
・「通信関連株は割高になってきた」(玉村社長)と一層の買い増しには慎重な姿勢だ。「2〜3年前は買っていたが、今は売るタイミングを探っている。基本は売りだと思っている」とまで語っている。
・(M&Aについて)「ホームラン級の案件が来れば、やれたらいいなと思っている」とも話し、豊富な現金(3月末で1193億円)は有利子負債(同1731億円)の返済に充てるのではなく、M&Aなどのために手元に置いているという。
引用:東洋経済オンライン

現金をたくさん保有してM&Aなどの局面に備えていることや割安な株を長期保有する点も、似ているといえば似ていますね。

同社の創業者である重田氏は元々ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)の社外取締役でしたし、孫正義氏と親密であるというのも有名です。孫正義氏もバークシャー・ハサウェイを意識した発言も度々聞かれますので、バークシャー・ハサウェイを意識するというのは、投資に注力している企業からしたら当然なのかもしれません。